間男アルトのひと言で脳内防波堤をついに突破してしまったランカは『アイモ黒バージョン』でバジュラン・ネットワークを混乱させ新兵器バトルフロンティア主砲でバジュラの大群を撃退。船団規模のスタコラサッサ、超長距離フォールドで逃げ出したということでなんと記念日まで設定されちゃってもう国民的英雄なんだそうでございます。



ランカ・ヘアー流行の兆し。
"AIMO A MEMORIAL DAY"ってことでいきなしパレードなんてやっちゃうもんだからフロンティア政府の政治的利用って話なんですけど、そんなパレードで大統領すっぽかしてランカは脱走した愛KUNを探しにいきましたとさ。さすがにそんな度胸の持ち主じゃないと思うんですが、リアルお兄ちゃんと記憶喪失兄妹の語らいのひと時。



愛KUN探しで打ち解けるランカはブレラに異性でも感じ始めちゃってるんでしょうか?やたらと笑うし頬赤らめて。 アイスクリーム・ブレラ、新境地。(笑)
サイボーグってアイス食うのか?
またしてもミシェル=クランのカップルとニアミス。 セマイネ



例のクスリの件でのクランのバーターは、イチャイチャベタベタデートだそうで、強いゼントラ女性も女の子でした。
トド見て楽しいか?トド見て楽しいか?ってかなんともわかりづらい画柄でした。
傍らに積み上がってるのはミシェルの散財でしょうか? 傭兵さんだし高収入だろうから、ホントはプレゼントできて嬉しいのはミシェルのほうだったりして。(微笑) 我が侭解放買い物地獄で♂荷物持ちフラフラの定番シーンはミシェルのイメージ戦略上会議でボツだったのでしょうな。www
ところで巨人の女性はメルトランディーだったと思ったんですが、ゼントランとメルトランの夫婦から生まれると女の子でもゼントラーディーなんでしょうか? フェミ連のカタガタがキーキーいっちゃいますよ。(笑)



「アーン」
なにやってんだこいつら? 調子よくモトサヤですか。
「11時の方向。ビルの角。」
しっかり行確ついてる二人でした。
当然レオンもマークしているってことでしょうか。
「たくぅ、こいつめぇ。 おおぅ、からいぃ。」 オズマ@棒読み臭い芝居 (藁藁藁
「えーホントにぃ。」
なんちゃってキャシーも本音でオズマとイチャつきたかっただけだという憶測も。



矢三郎にタクシーで連れ去られた拉致被害者・シェリルwに逢うために、早乙女屋敷の門の前で立ち尽くすアルト。 家を飛び出し勘当の身。 初めて自分で決めた道。

そこに先まわりの矢三郎。アルトのことはすべてお見通しか。子供の頃からの秘密の抜け道。あ、防犯カメラくらいあってもおかしくないよね。(笑)
「戻ってくれて嬉しいですよ。」
「戻ってきたわけじゃない。」
「同じことです。
理由はどうあれ、2度と近づかぬと誓ったこのお屋敷の敷居を跨いだのですから。」
こうやってアルトが「自分で課した障壁」をすこしずつ崩していく策士風情(ふぜい)。
和装シェリルお披露目も、アルトの母(幻影)初登場。面影を重ねる。
矢三郎は「目論見どおり」と黒微笑。 うーん。



早乙女屋敷まで逢いに来てくれたアルトに、シェリル一瞬涙浮かべてないか?
思い直して強気の女王様モードに切り替える
「何しに来たの?」
素直じゃないよね、女王様。



「わたしもう歌わない。歌手を辞めるわ。」
本心ではありませんね。
不器用にも懸命に思い直させるアルト。
「おまえはシェリル・ノームじゃなかったのかよ!」


「そうよ、あたしはシェリル・ノームよ!
歌おうが歌うまいが、、、あたしは。。。」
うぅ。
あたしはあたしよ! つくりものじゃないわ!
悲鳴にも似た叫びでした。
先行きない命の危機を知っている者と知らされていない者で、頑張れのエールもすれ違いを見せる。
美星学園で行われるランカのライブに来いと言うアルト。自分もそこで飛ぶと。「必ず来い」と言い残し立ち去るアルト。
肩を振るわせるシェリル。



「役者ですねぇ。なかなか。」と矢三郎。
アルトが12の時になくなったお母さんはみよさんとおっしゃいましてもともとお体も弱かったようです。
千代紙の飛行機が泣かせます。




「舞台に立つこと、人前で芸を披露する事は、 甘美な、あまりにも甘美な毒です。
御見物(ごけんぶつ)たちの注目を集め、煽り、誘(いざ)ない。。。
あの熱狂! あの興奮!!
すべてを支配する全能感!!!」
イっちゃってます、完全にイっちゃってます矢三郎。
「一度経験したら簡単に忘れられるものではありませんよ。
それはあなたもよく分かっているでしょう。」
矢三郎にいさんの壊れ具合に引き気味の貴兄も多いところかと思いますが、実はこれ、マクロス・フロンティアの影テーマではないかと勝手に思っちゃったりなんかしちゃいました。
政治にしろ、
陰謀にしろ、
生物科学にしろ、
銀河ネットワークにしろ、
資本主義にしろ、
そして芸能にしろ、、、
『すべてを支配する全能感。』
神にでもなったような恍惚感。
そしてそれに魅せられ「人の道」を踏み外して往く者達との抗い
今作品の主役三角関係は、3人3様、芸能人。
芸の世界に魅せられし者。
矢三郎、実はキーパーソン? (@テーマ方面)
国際金融資本とかユダヤの陰毛とかロックフェラーとかロスチャイルドとか、そんなところまで往かずとも政治もテレビメディアも電通も「日常の紙一枚ほど裏側のインサイダー」は情報を統べる者達の錬金術。 時として人の命も。
「謀り」「動かし」「目論み」「果たす」
これをして恍惚感に浸るのが「持てる者」の究極支配欲。
ライブドア事件だって村上ファンドだってエンロン事件だって、新自由主義社会の溢れモノの一端でしかない。そんな時流に乗ったテーマをアニメの中にブレンダー。w
グレイスも
レオンも
大統領も
そして矢三郎までも
ヒトの人生を弄くるのがたいそうお好きか。
(なおビルラーは当初こっちだったんですが、無邪気モードのご開帳で違った方面になるのかもしれませんが、単なるアルトを懐柔するための偽装演出かもしれないということで保留にしときましょうかと。)
ひたすらに情熱だけで人を突き動かす王道と、
陰湿な謀(ハカリゴト)で人の運命を弄ぶ邪道と。
紙一重だからこそ、越えてはならない一線がある。
狂おしい世界だからこそ。
ランカのライブのエキシビジョン飛行での息の合った飛びに「どれだけ一緒に飛んでると思ってるんです。」と気をよくするルカ。



「なら一人でコソコソ動くなよ。俺たちはチームなんだから。」と無駄に勘だけいいミシェルに爽やかに釘刺されギクリのルカ。
クスリの件をいまだみんなに秘密にしているやつが言う言葉かね。(笑)



「見てろよ、シェリル。」と家宅侵入罪?まで犯して会場に呼び寄せておいて、そんでもってランカのハートを射貫いてみせたアルト。 オマエモー逝ってよし。
シェリルじゃなくったってその場から去るわな。



「逃げるな!」
クラン、GJ。
今回はこのカップルいい仕事してますな。と言おうと思ったんだけど、3つ股4つ股野郎はこの飛行プログラムの演出リーダーだろうし、「いまだアルト!」ってRANKAのハートの真ん中かを射貫かせるお前が火種かっ!w
学園もの青春ものにつきものの屋上呼び出し。ミシェルがアルトに迫る。「ニブイな。もういい加減に罪だぞ。そろそろ答え出せよな。」
「ランカちゃんはお前のためだけに歌ってるんだ。」
「シェリルもだ。 いまあの娘はとても辛い状況にある。」
どっちやねん!
3つ股4つ股野郎が他人に説教するとこうなります。 (藁藁藁
やっぱ火種か。
燃焼促進剤。
「でも、それがわかったときあの娘は真っ先にお前のことを気にして‥‥、」口篭もるミハエル。
「お前、何を知っている。 アイツに何が!」と問い詰めるアルトに、クランが連れて来たシェリルと二人きりになるように仕向け去る。



「みんな誰かを好きでいたいんだ。」
イタイヨ。 ♪
生きてる実感、感じたい。
そんな宇宙の漂流者たち。
ところでついにタイトルから「・」が外れましたね (>公式サイト)
連続記録は18でストップ。 こういうのってつくり手のほうに妙な拘りあったりするもんだから、最後までいくかとちょっと期待してたんですが。



ドクンドクンドクンとアルトを心に決めてひとり盛り上がるランカが暗い階段を駆け上がった先に見たのは、、、



トライアングラーぁぁぁぁ!
とかつてのオープニグがエンディングでキタァーッ、と終了。
どっかの書下ろしでしょうが背景画像もなかなかよろしゅうございました。
新曲もありがとうございました。
と生存の危機を脱し盛り上がる「フロンティアの休日」に内面の葛藤を中心に雑感至極。
陰謀クーデター事件化方面は別稿にて。
オモシロクナッテマイリマシタ
