ぬぬぬ?

☆ 気付きの Lost and Found ☆   いろいろあるけど...明日晴れるといいね

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「地球か。  なにもかも、 みな懐かしい‥‥。」 @「リアル地球往還」にロマンチックがとまらない

一応、記念に。(笑)

地球往還


カネで楽になるのは重々わかっていても
チエでなんとかするのがちょっと日本人に響きます


「故障したAエンジンとBエンジンを組み合わせて‥‥」
なんて聞いて、
エッ?宇宙空間で工具も無しにそんなことできるの?
R2D2?
ってみんなと一緒に思ったんだけど
本当に知恵の結集に最敬礼です

『イオンエンジンによる小惑星探査機「はやぶさ」の帰還運用』
復旧運用で、イオンエンジンA とBについても単体での起動を試みたがすべて失敗に終わり、地球帰還が危ぶまれる事態となった。しかし、こんなこともあろうかと回路中に追加したバイパスダイオードと、それぞれの中和器が個別の電源を持っていたことが功を奏し、イオンエンジンB のイオン源とイオンエンジンA の中和器を組み合わせた作動モード(我々は「クロス運転」と呼んでいる)で加速を開始し,窮地を脱した。
プラズマ・核融合学会誌第86号 解説記事より

‥‥だそうで、カネの問題ではなく知恵の問題だってよく分かります

まあそうは言え、金がなければそのダイオードたった一個でさえもネグらなきゃいけないわけで
金があったら別個に補助エンジン+打ち上げロケットペイロード増加+大型化推進剤増量....なんですけど
1kg宇宙に上げるのに何億円かかるといってましたっけ?


商品企画として設計者と毎日膝交えてたから苦悩の一端もよくわかる
至上命題としてのコストダウン要求
製品に備えるべき安全マージン
この辺のサジ加減で成功も失敗も分かれるわけで
マージンギリギリまで削ったと思われる新自由主義蔓延時代の製品が
結果、市場で大問題引き起こして300億円のコスト発生とか
自動車産業でもそうだし、
家電産業でもリチウムイオン電池の発火など
「無理が祟って」のひと言で括れるものばかり

ヒトでも モノでも おカネでも
ほんのちょっとの「余裕」が
すべてを好転させる潤滑剤なんだけど
それを削りに削ってぜんぶ投資家の利益に吸い上げた

実際、サービス残業でもなんでもそうなんだろうな


W杯同様に、
「1勝すると」ワラワラと盛り上がっているようです

「仕分け増額しろ!」「1番じゃダメなんですか?」といままで知らん顔だったヒトまで
いつのまにやら鬼の首取った勢いにマスゴミと同様のにおいを感じつつ
成果報酬という観点からもきちんと報いてあげるべきでしょうな

それ使って2号機以降にとりかかってもいいし、
みんなで分けちゃってもいいくらいの自由裁量で。
ただし、
天下りのお偉いさんたちには決して吸わせない「現場重視」で。
「現場無視」の中間搾取稼業は、決していい想いさせなくていいです



それにしても
できすぎのドラマチック「全部入り。」
数々の苦難の末、ハードルを越え、
そして通信途絶。
ロスト。。。

諦めの決断が声帯を震わせた瞬間、
ぜってー諦めねー、待ってろオレタチが必ず見つけ出してやる!って
そんな声が聞こえそうな、暗黒宇宙の迷子探し。

見つけた瞬間と

見つけてくれた瞬間と

何かが弾けて流れ込んでくる錯覚。


はやぶさの種子そして「種」を遺して 散ってゆく姿。

炎となって 燃え尽きて

「世代を紡ぐ」その雄姿。

最期の最期に

美しい地球を一目見つつ。





  ずっと暗黒宇宙を彷徨って

  ひとりぼっちの孤独の極みに

  ひたすらか細いビーコンを鳴らし続け

  見つけてくれたヒトタチがいて

  そしてみんなのもとに還って来た

  息も絶え絶え帰ってきた

  真っ暗な宇宙に 蒼く輝く地球(ふるさと)に



ワカメちゃんかチビまる子ちゃんみたいな洋装の
「少女キャラ」が出てきてたんで、なんだろ?って思っちゃったんでありますが、
まあその人たちが求めるものがそういうものであるとして、、、


無機質なキカイであっても
万物すべてに魂宿る
擬人化して「対話」する
モノでも 道具でも 自然現象でさえ
「意思疎通」を大事にする
これは実に八百万の神(やおよろずのかみ)的な
日本人通底の寛容の心でもあり
機械化近代文明科学万能の世界においても
殺伐とした中に染み入り渡る
一服の清涼剤のようなものを感じる


それから、
「合理主義にない」諦めの悪さ(笑)
アメリカだったら、ロストした瞬間に
「もうこれ以上コストは掛けられない
 リターンの得られないプロジェクトは即刻中止だ」
ってことになるんであって、
最近の新自由主義的アメリカかぶれ日本もかなりこの風潮に支配されているんだけど
自分の居たところでもそうだけど「闇研」ってーのがあって
社内稟議を通らないんだけどやっぱどうしても諦められない研究開発を
他の研究費ちょびっとづつ掠め取ったり、
別の実験の待ち時間にシコシコ手弁当で「隠れてやる研究」
でもって「できる部長」ってのはそんなのぜんぶ知ってんだけど見て見ぬフリをしてるんですよ
そういう方がワクワクするんだよな

社運を賭けてのメインストリームから取り残されても
ダメだといわれても隠れてやる
ソニーも ホンダも
ヒット商品の裏話は無数にある
ヤマハの電動アシスト自転車の物語りにも
「ああ、ここにもあったか」と技術者の心意気を斟酌する

世界的に驚嘆の声を響かせたiPS幹細胞。
青色LEDもそうだ
アメリカやヨーロッパが真っ先に手がけて
あきらめて止めた技術を
辛抱強く粘り強く
諦めないで
コストや投資に「ばかり」目を奪われないで
『しぶとく愚直に続けた日本だけ』が
手に入れることができた技術のなんと多いことか

ゼニカネの問題でもなく
意地とか根性ともちょっと違う
「思い入れ」の集合の結実。

そんな「心地良さ」に覆い尽くされる瞬間。


ミッション・コンプリートの「はやぶさ」に
最後に姿勢制御のコマンドで180度反転させて
はやぶさの「人工網膜チップ」に自分の巣立ったふるさとを
地球の姿をしっかりと焼き付けさせてあげる
そして「お星さま」になっていくはやぶさの
わが人生に一片の悔いもなし
なんて言葉が勝手妄想脳内リフレインさせてくれる
そんなオマイラ科学者の
ロマンチックに乾杯だ!


 Romanticが止まらない
 Romanticが止まらない

コメント

流れ星になっていく・・・

あのシーン
切なかったね(泪)。
                    

  • 2010/06/19(土) 21:12:55===
  • URL===
  • written by ちろ
  • [ 編集]

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