posted at 2005/11/22(Tue) 17:16
自民党結党50周年大会を今日やっているようです
ちょっとニュースで見たところまるで街宣車を擁した政治結社ばりの"高揚感"を見せている気がしました
なにやら小泉チルドレン83人がひな壇に登って出し物でもやってくれるそうで(何とか宣言)、まるで北朝鮮の操り人形のような子供達を髣髴させる演出です(笑)
最近世の中を騒然とさせている耐震強度問題
「ヒューザー」「姉歯設計事務所」「木村建設」「イーホームズ」「シノケン」・・・
はっきりいって買い主以外の全員がグルでしょう
知人の職人さんに言わせれば、現場で見れば鉄筋の本数やコンクリートの量、水の混ぜ具合など、絶対にわかるそうです
木村建設は1回目の不渡りを出して会社更生法適用をちらつかせていますが、最初からばれたら潰すの計画倒産の目論見だったのでしょう
ここの社長は自分の本の中で「官の仕事は一切やらない」と豪語していたようです
一見、政・官・業の癒着を盛んに言われている公共事業との決別を宣言する潔さにとれますが、その実は官の仕事は検査が厳しいから民の仕事に特化して、売ってしまえばこっちのものという"ビジネスモデル"が今回露呈しました
惜しむらくは『住宅金融公庫』
小泉改革の中でもっとも声が届かない国民寄りの政府系金融機関は、いまの統合論議の遥か前に小泉政府の一声で廃止が決定されました
住宅金融公庫の役割として表面上の住宅購入資金貸付以上に重要なのが、『住宅公庫規格』とも言うべき設計施工上での管理監督です
要は住宅金融公庫が貸し出せる=第一抵当で担保価値を保証できる物件であると言うことがいわゆる『お墨付き』となり、買い手にとってもある意味かなりの安心材料となっていました
実際、公庫の検査員が数日〜1週間毎に工事の進行状況と図面との照らし合わせに現場確認に来るので、現場はある意味やりにくいとさえ聞きます(そもそも建築現場なんてかなりいい加減なものらしい・・・)
小泉の「民間の銀行が低利融資する中、住宅金融公庫なんて止めちまえ」って号令一喝で早々に廃止が決定したときには、本当に分かってんのか?と思っていましたが、今回こういった形で民間のやりたい放題を助長したことになったわけです
もちろん性善説に立って、やるべきものがやるべきことを確実にやってくれさえすれば何にも問題なく、民営化の恩恵を受けられると言うのは間違っていないと思います
しかしながら商品実物を吟味することなく、パンフレットだけで購入を決定し、(政治家にとってははした金なんでしょうが)庶民にとっては巨額の住宅購入代金を事前に払い込まなければならない『一生の買い物』を、お得意の自己責任の一言で片付ける小泉改革ってなんなんでしょう?
確信犯どもの悪行と片付けるだけでは済まないかもしれません
実際、先の木村建設は「従来1年かかっていたマンション建設を“独自の手法で”半年にまで短縮(人件費だけでも半減)。マンション建設業界の革命児として急速に業績を伸ばした」会社だそうです。
小泉・竹中が大好きな、自由競争という看板の元、他の業者も負けてはいられません
異常なほどに新築マンションの相場は下落しましたが、当然ながら「コストダウン」で業者の利幅は確保されているわけです
姉歯一級建築士以外にも「コストダウンのプレッシャー」なるものを背負っている人は少なくないのは自明の理でしょう
雨後のタケノコのようにニョキニョキ生えるマンション群。
以前の半分くらいの値段にできるカラクリは土地の値段だけではない気がしてなりません
やったモン勝ちを助長する小泉構造改革のツケはこんなところにも出ていると言っていいでしょう
民間に検査委託した国土交通省
北側大臣が「(法的責任は国土交通省にないにしても)、民=民の問題と捨て置けない」と発言しました
瑕疵物件を知らずに買わされた住人などの弱者救済の考え方は立派です
しかしながら投じた税金は絶対に業者の連中から回収すべきです
経営者連中に個人補償させてでも
しかしこういった手合いは「計画倒産」「債務免除」「財産隠し」など手練です
結局、銀行に対しても「不良債権化」「公的資金投入」とバブルの時と全く同じ構図が繰り返されます
「経験から学習していない」と言うより、こういう手立てを「学習した確信犯」とみるのが筋でしょう
結局税金への付回しです
もうカネの匂いをかぎつけた連中が暗躍していることでしょう
障害者自立支援法
ふざけた名前を付けたものです
有事に国民の私有財産を接収する国民保護法もそうですが、中身と名前が正反対です
障害者年金月額たった数万円でギリギリ暮らしているヒトから、一律1割とはいえ数万円を取り上げようと言う法律が成立しました
実際生活さえできなくなる人が多数出てくると言うことです
好きで障害者やっている人なんかひとりもいないでしょう
自民党+公明党が2/3を占める衆議院
120%小泉チルドレンでございます・杉村太蔵はこの法案に賛成したのでしょうか?
全てが弱者に付回し
これが小泉が言う改革の正体です
自民党は立党以来50年の悲願である憲法改正に乗り出す宣言をしました
国家として戦争をする権利の獲得とそのための自衛軍の創設が肝のようです
ロボット軍隊を作る話は一切出ていませんので、国のためと言っては人を殺し、「突撃ー」って号令とともに死んでくれる兵士がたくさん必要ですね
でも徴兵制なんて口にしたら国民の反対は増えるばかりでしょう
よってもって下っ端議員が「徴兵制はない」とピーチクパーチク言って回っていますが、公には誰もそんな保証はしていません
落とし所としてはアメリカ方式で貧民志願兵を多く募るのが目論見でしょう
自分の夢をかなえる大学の学費のために軽い気持ちで入隊し、イラクに出兵していく若者が大変な数です
自爆テロへの疑心暗鬼からキャンディくれと近寄ってくる子供達にマシンガンの銃口を向けていました
極限状態が続く中で自分たちの国がそう言う状況を作り出したと言う疑問も持つことを忘れて・・・
損得だけでは戦争はおぼつかないため、愛国心教育が一部為政者から盛んに叫ばれています
遠くの敵より近くの緊張・・・
アジア孤立化外交はナショナリズム高揚の為の小泉による確信犯的政策です
世論だ国民煽動だと言いますが、戦争に至る状況を作り出すのは100%為政者の仕業だと言うことを今一度思い返しましょう
自由競争の名のもと過剰までの所得の二極分化創出
グローバリズムの中では一部上場企業でさえ突然倒産する世の中、自分が勝ち組だと高をくくっているお歴々はきっと明日は我が身とは想像もできないのでしょう
当然のことながらいまは勝ち馬に乗っている気でいる新興企業の"自称"エリート(笑)サラリーマン、いざって時は社長だけ株売って逃げちゃいますよ
不安定な世の中は治安の悪化か、目を"外"に背けさせるのが支配者階層の常套時手段です
そのための仮想敵を仕立てる準備がいま極東アジアで着々と進んでいます
いままで遠慮がちにしか兵器を買ってくれなかった日本が軍産複合体の上得意になるのでアメリカも渡りに船です(というか仕掛け人でしょうが)
21世紀の冷戦構造はなんと日本がその舞台となりそうな気配で身の毛もよだちます
統合本部をアメリカ本土から極東日本の座間キャンプに移してまでアメリカもかなり本腰入れています
改革、改革って一体何を改革して来たんでしょうかねぇ
今までと違うことをすれば何でも改革だって言うんならこれも改革なのでしょう
ものすごくドズ黒い大きな渦が日本国全体を呑み込んでいっています
どういう日本にしたいのか5年も経つのに一向に自分の口から言わない小泉の思い描く、これが"構造改革"です
これでも圧勝した自民党に1票を投じた人は責任を感じませんか?






