posted at 2007/02/07(Wed) 20:02
幻の「ドラえもん最終話」なるものが話題になっております
原作者亡き後、「幻を幻のままにしておきたい」版権者側の意向と反して、
"都市伝説"としてでも語り継ぎたいディープでコアなマニアによって、
同人誌と言う形で"その都市伝説のひとつ"が出版されたのが2005年末。
未完のままにしておきたいという街のお父さんたちの哀愁の声もありましたが、なかなか原作者の魂が乗り移ったようなヨカデキになっておるようです
まだあなたに純真な心が残っていればどうぞご覧ください
ドラえもん最終話 by 田嶋.T.安恵
(Webコミックへ)
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なお現行著作権法の解釈や裁判の行方については、この際ここでは他の方に譲ることとします
小学館も「影響が大きくなってきたため」といままで静観していた姿勢を表明しており、一定の懐の深さは示していたのではないかと思われます
「著作権は相続財産」などとしがみつきつつ変な主張を展開する松本零士と、仁義も切れない業界人のジャンキー槙原のような泥試合とは一線を隠す模様
「市場」が加熱し過ぎたために看過できなくなってしまったのは立場上理解します
願わくばファンサイトを寛容に捉えているルーカスフィルムのように、未完のまま永遠に続編が創作され得ない状況においてもなお熱烈な支持を続けるファンに対しても一定の感謝と敬意を表してくれるくらいの度量は望めないものでしょうか?
収益を計算して小学館に支払えなんてナントカの上前跳ねるようなヤクザなことをおっしゃらずに。
たとえば藤子F不二雄基金(あるのかしりませんが)に全額寄付「させて」、もしくは小学館と「連名」でも構いませんが寄付して、ファンタジー溢れる漫画界の後進の育成に当たるとか
(ちなみにドラえもん募金も"ダメぽ"らしいですのでくれぐれもご注意ください)
コピー商品で大量生産の上、荒稼ぎのボロもうけのウハウハ連中は許すつもりはありません
しかしながらやはりパブリックドメインと言うか、"モチーフとしながら派生していく世界"さえも、権利、権利でガンジガラメで「潰していく」アメリカ的発想は、それこそ創造的な世界の可能性をスポイルしてしまうのではないかと、昨今の政治行政の議論の方向性を見ながら危惧しております
すべてのアーチストは誰それに影響受けたといって憚りませんし、「模倣より始まるクリエーションの世界」というのが真理なのではないかとさえ考えます
『日本的な寛容さ』をエッセンスとした「次なる創造の糧」を骨子とする新しい時代の著作権法の礎になるような権利者側の対応を望みます
そもそも看過できなくなった今回の発端は、お金の話はたった数百万と大企業が相手にするような金額ではなく、感動のあまり教材に使う許可を小学館に求めた教師などの問い合わせへの対応に、版権ホルダーが窮したというところにあるようです
「贋作が真作を超えた瞬間」だったのかもしれません
これを困ると捉えるか、喜ばしいことと捉えるか
今は亡き原作者の藤子F不二男のお考えを察するエピソードがありました
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いつも思うのですが、コピー品に「超えられてしまう」オリジナルは、もはや権利を主張する資格さえないのではないかと思ったりします
だからまったくオリジナリティーを持ち合わせない、オリジナルを決して超えることのない"ダビング商品"は許されるべきではないという論法です
人のものを盗んできてさも自分のものと主張するのは許せません
反面、アーチストが影響を受けつつ、それを超えるオリジナリティーを加味して創作していくように、今回の最終話も原作者・藤子F藤雄さんに尊敬の念を保ちつつ「脚本で」オリジナリティーを発揮したある種のコラボレーション作品(合作、協作)ではないかと思うのです
ひたすらに権利を金に換える"訴訟魔"ディズニー社に、ジャングル大帝をパクられた手塚治虫はパクられるのは「名誉なこと」と創作者としての懐の深さを示しました
法律を変えてまで延長に延長を重ね権利を金に換えることしか頭にない「ミッキーマウス保護法」の"しがみつき具合"を見たら、果たしてウォルト・ディスニーが存命であればどう思うのでしょうか?
音楽でも映像でもなんでも、オリジナルの作家の手を離れた瞬間から"コバンザメ連中"のいくら喰っても腹が膨れないかのような醜悪な対応を見せます
「アーティストなんか蚊帳の外」って本当に健全な世界なのでしょうか?
法律まで持ち出して「守るべきもの」なのでしょうか?
権利、権利と「代弁する」コンテンツホルダーのやり様に激しい疑問を抱きつつ、今回の『故人と個人とのコラボ作品』に思いを巡らせてしまいました
そしてもうひとつのアナザーワールドへの誘い(いざない)
なんとなく真面目なエントリーになってしまったので口直し(笑)
「しずかちゃんと混浴」のまきぃ〜 (youtubeへ)
見てはいけないものを見てしまった気もしますが、
見なければ良いのです
「見なければ」・・・。
夢もロマンも?打ち砕かれるアンチ・ファンタジー
禁断の企画の収録時点がいつなのか分かりませんが、お役御免が解禁のきっかけになったのでしょうか?
「なんかドラえもんの真似してるね」なんて子供に言われちゃうのかもしれません
新声優陣への交代劇もあり、もはや我々の世代のドラエモンと、今の子どものドラエモンは似て非なるものであるともいえますが、郷愁の中に温泉の内湯に響くしずかちゃんの声をリフレインさせておくのもいいかもしれません
「のび太さんのエッチぃ〜」
どうでもいいけどドラミが千秋で許せない
どうでもいいけど
山田康雄のルパン三世が、栗田貫一になって「まあ似てるんだけどさ、ハシバシ醒めちゃうアレ」のようにその相違点あるところにこそ最も"アジ"があったのではないかと思ったりもする
レコード盤を知らないCD世代には「知らないが故の幸せ」はあるのだろうと思いつつ投了。






